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当院では最新式の超音波白内障手術装置を導入しており、超音波を使った白内障手術をメインに、年間200〜250件の手術を行っております。白内障のある患者さんはぜひ一度当院にご相談ください。
眼に関してのご相談や診療のご予約、当院へのアクセスにつきましては、こちらでご案内しております。
当院のスタッフが誠意をもって対応いたしますので、小さなことでもお気軽にご相談ください。
眼科一般・白内障日帰り手術
※手術日:毎週 月曜日・木曜日
※休診日:水曜・日曜・祝祭日
白内障とは水晶体が濁る病気のことです。
水晶体は瞳孔のすぐ後ろにあります。カメラで言うと、レンズの役割をしていて、
このため、濁りが強くなると瞳孔が白く見えます。これを一般的には“しろぞこひ”と言われています。
その“しろぞこひ”の症状は・・・
- まぶしい。
- 物がぼやけて見える。
- 明るい所で見えにくい。
- 暗い所で見えにくい。
- 晴天時よりくもりの方が見やすい。
- 物が2つに見える。等々です。
その治療法は・・・
- 初期白内障の場合、経過の観察と点眼薬治療です。
この理由としては、水晶体の老化現象は電解質・酸化還元酵素の障害などの代謝障害に起因します。
このため、点眼薬等の使用により補助します。
- 手術による治療。その時期には絶対的適応時期はごく一部で過熟白内障で眼圧上昇をきたす時。(緑内障)
一般的には自分の生活に不自由を感じるようになった時が一番の適応時期です。
しかし白内障が進行すると乳白色に濁り手術がやりにくくなります。
このため、早めの手術は手術の安全性も高くなります。
生活の質の向上を考えて早期に手術するのがよいと思います。
手術と手術後の内容を詳しく話してみましょう。
白内障手術の種類
- 嚢内水晶体全摘出術
- 嚢外水晶体摘出術
- 超音波乳化吸引術
現在、ほとんどの場合、3番の「超音波乳化吸引術」で行います。これは嚢外法の一種で、超音波で水晶体の中身を細かく砕いて中身を吸引します。
その後、通常は水晶体嚢内に眼科レンズを挿入します。一部嚢内固定ができない場合には、嚢外固定・毛様溝逢着術を施行することもあります。手術に併せて麻酔を行いますが、主に点眼麻酔で時にテノン下麻酔を併せて行います。ほとんどの場合痛みはありません。
では水晶体摘出後の眼の視力矯正はどうなるのでしょうか?手術によって水晶体を摘出すると、ピントが合わないぼんやりとしか見えない状態になります。
そのため、手術後は水晶体に代わるレンズを目の前に置きます。通常は強い遠視のレンズで分が厚く、このメガネをかけると物がゆがんで見えたり、大きく見えたり、拡大率が20%〜35%で周辺部はぼやけたりします。また、片目だけの手術をした人には使用できません。
次にメガネの代わりにコンタクトレンズの使用は、ゆがみが消失し鮮明度は向上しますが、70才以上の方や、なれない人には難しさがあります。拡大率は2%〜12%。この場合は片眼だけの人にも可能です。
これらに対して、眼内レンズは見え方がもっとも自然に近く、最近ではほとんど100%の方に眼内レンズを使用します。
しかし眼内レンズにも調節力は存在しません。このため、遠方にピントを合わせる眼内レンズでは手元用のメガネが必要で、その逆の手元ピント用レンズでは遠方用のメガネが必要です。
以上白内障の治療について少し詳しくお話しいたしました。
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